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                                  東京空港交通は、成田、羽田の各国際空港を基盤に空港連絡バス、貸切バス、
空港内ランプバス等を運行する事業者で、「リムジンバス」の愛称で利用者から
は親しまれています。主な運行エリアは両空港を起点として、東京都心部を中心
に近年では山手線エリアより外側の主要駅、多摩地区、また神奈川、千葉、埼
玉県内の主要駅などに、さらに群馬、栃木、茨城各県の主要都市にも進出して
います。そのうち、東京都心部以外の路線の殆どは共同運行会社を得て運行し
ています。
営業所(運行事業所)は、東京都内に箱崎、羽田、平和島、千葉県内に成田の
各営業所があります。
車両は、空港連絡路線用と貸切用に日産ディーゼル、三菱、日野で高速・貸切
用車両が導入されています。空港内ランプバスには主に三菱、日野、いすゞ、
日産ディーゼルで幅広な特殊車両を中心に通常の標準幅車両がありますが標
準車の中には他社から移籍してきた車両も在籍しています。その他、特定輸送
として空港内で業務を行う航空会社などの関係者専用の連絡バスなどの運行
も行われています。
運行上の特徴としては、専用の管制室からの無線を通じた柔軟な迂回運行が
あげられます。これは管制室で一般道、高速道の道路状況をリアルタイムに把
握し、無線で運行中の各車両に指示することで、渋滞などをなるべく回避した
最短到達ルートで運行するというもので、状況によっては、高速と一般道を数度
繰り返しながら運行される場合もあるようです。
他に新宿駅〜千葉駅間に深夜急行バスの運行も行われています。
三菱ふそう
KL−MS86MP
(2001-2004年式)

08.01.20
update
2001年〜2004年に投入されたエアロバスで、羽田空港、成田空港発着の
各路線に幅広く投入されています。外観には変化がありませんが、登場時期
によって座席配置の違いにより乗車定員が異なります。
PJ−MS86JP
(2006年式)

08.01.20
update
2006年に投入されたタイプは、排ガス規制の関係で型式が変更されていま
す。東京空港交通はスモークガラスの採用が多いですが、初期タイプはガラ
ス窓が透明色となっています。羽田、成田の各路線に投入されています。
PJ−MS86JP
(2006年式)
08.01.20
update
続けて同じく2006年に投入されたもので、初期タイプとの違いは、ガラス窓
がスモークになっている点ですが、KL−車のように濃色ではなく薄いスモー
クです。主に成田空港に発着の路線で運行されています。

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